CAZASをかざせ!

建築設計科の加藤です!


今回の家ブログは、我が家の玄関キーについてです。


建物を造る立場(施工者)が、施主(建築主)に建物が完成して引き渡す際に必要となるものには、
役所届出書類・各種取扱説明書等、書類一式の他に、鍵があります。鍵を渡した時点で、
その建物の管理責任は完全に施主に移行し、電気・水道料金の負担なども切り替わります。
“鍵を引き渡す=建物を引き渡す”なのです。みなさんがポケットや財布・キーホルダーに
入れて毎日持ち歩いている鍵ってそれだけ重要な意味を持っているんです。


僕はゼネコンの現場監督時代、立場上、多種多様の鍵を管理していました。その建物ならどんな扉でも解錠してしまうマスターキーや、反対にその建物のどの鍵でも開く逆マスターと呼ばれるエントランスの錠前があったりと、鍵と錠って知れば知るほど奥が深いんです!
星の数ほどある扉の中で、その錠前にしか合わない鍵って、男と女の運命の出会いというか、
そもそもどうやって作ってるんだって不思議に思いませんか?


鍵の魅力に夢中になった僕が、自分の家の鍵にこだわらないわけないでしょう。
そこで僕がセレクトした玄関キーがトステムのCAZAS!
CAZASとは、かざすだけで簡単にドアをラクラク自動解錠・施錠できるICカードキー。
今はケータイとかPASMOとか、なんでもかざす時代じゃないですか。
車なんかは電磁ロックがもはや当たり前だし。鍵と錠は進化し続けること間違いなし!


そして僕が我が家の玄関キーに求めた機能は、圧倒的な防犯上のセキュリティー
万一カードキーを紛失しても、鍵データを書き換えて再登録すれば安心。
しかもCAZASで使われる鍵データはなんと281兆通り。この天文学的なパターン数。たまらんぜ。


近頃の泥棒が玄関から侵入してくるケースとしては、ピッキングサムターン回しといったやり方が主流です。ピッキングとは、鍵穴に特殊な工具を差し込んで施錠を解き住居に侵入する手口です。これに対し、CAZASは2ロックの片方を解錠後、20秒以内にもう片方を開けないと再度自動施錠される不正解錠防止機能がついています。


一方、サムターン回しとは、ドアの外側からサムターン(ドアの内側の指でつまんで回転させる部品)を回すことによって開錠する手口です。ウチの玄関ドアは2ロックなので、当然サムターンも内側に2つあるのですが、なんと片方を取り外すことができるんです。泥棒が玄関のガラスを割って手を突っ込んだとしても、つまめないので開けられないという仕組み。なのでウチは長時間家を空けるときは外してます。


それにしても各建具メーカーは実に盗人の手口をよく研究してます。逆に鍵を紛失して中に入れない人のために、どんな鍵でも開けてしまうロックマスター(錠前師)と呼ばれる職人もいたりして。この業界は本当に奥が深い。


加藤  (ピンポーン!)   (帰宅してきてインターホンのベルを鳴らす)

妻   「お帰んなさい」   (インターホンで僕の液晶画像を確認)

加藤  「ただいま!」    (携帯ストラップのCAZASで解錠し、玄関ドアを開ける)

七星  「パパ、おかえり〜」  (3歳の娘の七星が玄関ホールに迎えに来る)
 
加藤  「七星ぇー、帰ったぞ!」(七星を抱き上げ、熱い抱擁)

七星  「パパ、遅かったね」  (ドアは勝手に閉まり、2つのサムターンが後方で自動施錠                 ガチャガチャン)


この間僕は後ろを振り返ってはいない。つまり娘に背を向けない。大事な戸締りはCAZASがやってくれるからだ。僕は安心して、七星を抱っこしたまま、うまそうなにおいの漂うLDKへと向かうのだ。 ではまた。



▲新居の引渡し時に渡されたICカードCAZAS

▲玄関の戸締りはCAZASにおまかせ

▲携帯ストラップ用タグキーで自動開錠します

▲鍵穴に特殊な工具を差し込むピッキングの手口

▲ドアの内側についている指で回せるつまみがサムターンです

▲泥棒はガラスや玄関を破壊してサムターンを回そうとします

サムターン回し防止のため1つ外して出かけます





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