LIGHT ART COMPETITION 2016
建築設計科の加藤です!
前回“光を追いかけろ!”のタイトルで、照明と光の演出を学ぶ課題について説明しました。
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光を追いかけろ! - 国際理工 熱血先生日記(月・木曜日更新中!)
今回も建築設計科の学生たちがいろんな場所に足を運び、写真を撮ってきてくれました。
このブログにて、何点か優秀作品の紹介と講評をしたいと思います。
※画像公開の都合上、僕の方でいくつかトリミング加工処理をさせてもらいました。
それでは、最優秀作品の発表です!
▲野澤 未希さんの作品 浅草寺
夜の浅草寺宝蔵門を撮影。
たくさんの観光客で賑わう名所であるが、夜は日中とは違う荘厳な雰囲気がある。
人々が祈りを捧げる場所にふさわしい重厚な迫力のある寺院建築だ。
真っ黒な背景に、仁王門の真紅と五重塔の黄金が浮かび上がる。
日本建築伝統の屋根の反りが、ライトアップによってより美しく強い印象を残す。
歴史ある和風建築の造形を光で強調したこの作品こそ、今回の最優秀だ!!
続いて第2位の優秀作品は、
2012年の復原工事によって東京駅丸の内駅舎がリニューアルした。
乱立するオフィスビルの照明が首都東京の夜の忙しさを物語る。
化粧レンガの外壁とそのレトロなデザインは、首都駅としての抜群の存在感を示す。
ドーム屋根と意匠柱のアップライトや温かい窓明りは、照明デザイナー面出薫氏による演出である。
人が向かい、帰ってくるのが駅とすれば、駅と灯りの関係って大事ですよね。
天に伸びるビル群と横に長い東京駅を同時にフレームにおさめたアングルがおもしろいと感じました。
そして第3位の優秀作品は、
▲清宮 寧々さんの作品 イクスピアリ
東京ディズニーリゾート(TDR)内にあるショッピングモール、イクスピアリの夜の様子。
店舗の高い位置にあるステンドグラスで色と光を楽しむことができる。
TDRらしいポップな外壁・屋根と一番マッチするのがこの形の窓なんだろうなあ。
建物の内と外を繋ぐのが窓とすれば、“反対側の効果”はとっても大事です。
階段と花壇の形の連続性と、それに当然のように付けられている足元照明にも注目!
建築デザインと照明の関連性をいろいろと考えてしまうこの作品、僕は評価します。
以下、佳作については、写真のみ紹介させて頂きます。
▲平野 文香さんの作品 東京ディズニーシー
▲長谷川 直矢君の作品 東京ドイツ村
▲谷谷 元柾君の作品 首里城
▲鵜澤 健太君の作品 東京スカイツリー
▲青木 優吾君の作品 幕張テクノガーデン
▲浅野 亜美さんの作品 六義園
▲宮内 厚多君の作品 千葉みなと京葉銀行
▲小出 真士君の作品 東京ドイツ村
▲江口 弘人君の作品 大手町駅
▲戸松 優斗君の作品 六本木ヒルズからの夜景
“人はなぜ光のある所に集まってくるのか?”
こんな素朴な疑問を学生が抱きつつ、輝くセンスを磨いてくれたらと願っています。
この課題を通して、建築設計科から夜景マニアが出現したらいいなあ。 ではまた。
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