光を追いかけろ!

建築設計科の加藤です!




年末年始の冬休みを挟み、後期授業が再開となりました。

長期休暇こそ建築センスを磨くべく、冬ならではの課題を出題しました。
気温が下がりカラカラに乾燥するこの時期は、大気の透明度が上がり、夜は長く闇は深さを増します。
夜景が映えるこの冬に、自分の目で“照明と光の演出を学ぶ”ことをねらいとしました。

建築設計科の学生たちがイルミネーションやライトアップ等、いろんな場所での光の祭典・演出を写真撮影する
ミッションです。
先日画像データを提出してもらって、現在じっくり精査中です。





数年前に僕が企画したLIGHT ART COMPETITION、卒業生の優秀作品を3点紹介します。




ウォーターフロント横浜の夜景が非常に美しく撮影されています。
 上からの視点でランドスケープとしての全体構図も見事。
 本人が光の美しさに心奪われた瞬間が観る側にも伝わってきます。
 誰もが夜のみなとみらいに足を運びたくなるショットです。堂々の最優秀!






▲プラントのライトアップマニアにはたまらない作品。
 無機質なスチールが水銀灯で照らされ、夜も浮かび上がる。
 挟みこんだ雲と地面のバランスが絶妙です。


▲誰もが知る東京タワーのライトアップ。
 下から見上げる放物線と鉄の構造体が綺麗に撮影できている。
 漆黒の闇と黄金に浮き上がるタワーの対比が素晴らしい。





自称 夜景マニア?の僕も学生に負けておられんと、年末年始、夜景を撮影しに出かけてきました。
以下、写真で紹介します。



静岡県掛川市ヤマハリゾートつま恋サウンドイルミネーション



▲屋上展望ステージから賑やかな色と音色で奏でられる演奏会を楽しみました



▲「東海の名城」とうたわれた掛川城のライトアップ



▲日本初の本格木造天守閣が漆黒の闇に浮かび上がります



▲地元の鎌ヶ谷市初富稲荷神社にて



▲我が家の玄関。光とパースペクティブの効果で遠近感を演出




課題を通して建築設計科の学生たちも気づいたはず。
建築物の昼間と夜間の表情が違うことに。


設計者はそこまで狙っている。
夜を考えた設備がある。


きっと美しい光に心奪われた瞬間があったはず。
課題説明の際、僕は学生たちにこう言いました。


“感動できる者にしか、人を感動させることはできない”と。


建築設計を学ぶ金の卵たち、これからもカメラを夜景モードに切り替えて、光を追いかけろ!   ではまた











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