住宅設計の授業!

建築設計科の加藤です!





今回のブログは、僕が前期に担当した住宅設計の授業について書きたいと思います。
まず下の写真を見てください。




▲自宅前のクルドサック(袋小路)にて



僕が住んでいる鎌ヶ谷市の注文住宅街です。
この16区画の分譲地はそれぞれ個性的な家ばっかり!
バイクガレージのある家、南欧風の家、ドッグサロン併用型住宅、西側の壁に窓が一つもない家など...
ご近所の皆さんそれぞれの価値観で、思い思いの家を建てられています。
では住宅の“住みやすさ”とは一体何だろう?
これを追及していくのが、僕の住宅設計の授業のメインコンセプトです!




僕が住宅設計の授業で使用しているテキストは、「よむ住宅プランニング」宮元健次著(学芸出版社)です。
このテキストの内容に僕自身が深い感銘を受けまして、我が家はこのテキストの考え通りに設計されました。
だから我が家の写真を事例に紹介しながら、テキストの内容を解説していきます。
学生には設計の知識をレポートで徹底的にインプットしてから、設計課題に取り組んでもらいます。
そしてアウトプット! お互いのプランニングを発表しあい、設計の発想やオリジナリティーを共有するのです。


授業の最終コマに、住宅設計の授業の振り返りをしました。
半年間に及んだこの授業で気づいたこと、感じたことを学生みんなにまとめてもらいました。
その中で、特に僕が感動した2名の学生の感想をここに紹介します。(長文のため、部分抜粋)





■建築設計科 2年F組 皇甫 凌 君

 
1つ目のゾーニング課題のときは、まだ何から始めればいいのか分からなかったが、授業でどんどん知識が増え、
ゾーニングするのが楽しくなってきた。
楽しさが増えた分、またプランニングの難しさも比例していった。
あれもしたいこれもしたい。
学べば学ぶほど欲が出てきた。
その欲がガチッとはまった瞬間はなんとも言えない。
気づけば時間を忘れてプランニングしている自分がいた。
辛くとも、やり終えたときの達成感が最高だった。
毎回課題のジャンルが違ったから、次の課題が楽しみだったし、もっともっとプランニングをやりたかった。
こんなに勉強するのが楽しく思えたのは初めてだった。





■建築設計科 2年F組 小田倉 啓友 君


自分がやりたかった授業のはずなのに、想像していたものとは違っていた。
自分はできると自信があったのだが、出来は悪かった。
最初は何が良くて何が悪いのか分からなかったので、頑張ってやっても大変としか感じなかった。
だからテキストを何度も何度も記憶に残るまで読み直した。
少しずつ奥深さが理解できるようになり、視野が広がった。
設計が面白くなってきた分、考える時間も長くなり、食事中や風呂に入っている時もずっと考えていたぐらいである。
最近はどこに行くにも家だけでなく、建築物ばかり見るようになってしまった。
その建物を利用するだけでなく、その空間の用途や、人に与える影響などを考えてしまいます。
家族や友達に「何突っ立ってんの?」と言われるくらいです。
ここまで建築にのめり込めるようになったのは、加藤先生のおかげだと思っています。






いかがですか? 学生の建築設計力の成長が感じられますよね。
こういう感想を読むと、「もっと新しいことを教えたい」という僕自身の教育のモチベーションも上がります。
間違いなく目からうろこが落ちる授業だと思いますので、どうぞ“住宅設計”の授業をお楽しみに!




家って大事な家族を守る宝石箱みたいなものなんです。
建築設計科のみんなは、将来どんな宝石箱を作るんだろうね。    ではまた。
     








※住宅設計優秀作品として、国際理工祭2014の建築設計科の学科展示に出品しました。






▲2F川島優治君の作品(画家の家)





▲2F高橋子音君の作品(将来の家)






















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