南房総ツーリング2013秋

ビジュアルデザイン科の園下です!


10月なのに秋らしくもなく台風襲来との狭間、インディアンサマーな小春日和にITCソロツー連合の初回会合2013南房総ツーリングが実施されました。参加者は事前告知の割に参加者2名! 2Cビジュアルデザイン科干山大志君と俺氏ことビジュアルデザイン科の園下で、10月だけどムサ熱い男気ツーリングの1日をレポートします!


本日の目的地は南房総市およびその界隈に至るバイクで走ると楽しい道及び、館山駅前にある、我がクラスのWEBチームディレクターの(就職もWEBデザイナーとして採用!)田口君の家が営む「イタリア食堂」。館山駅のすぐ前にあり、本格的なイタリア料理が楽しめるレストランとのこと。


集合は学校の駐車場に8時。ソロツーリング時は朝5時とかに出て午前中に帰ってくる事の多い南房総方面なのですが、本日はツーリング初心者な干山君をサポートする目的もある為、落ち着いて出発して、のんびり房総半島の名ロードを回ってくる予定。


駐車場にて五分前集合を無事果たし、休日の混雑を避けるため館山道を利用して、まずは君津へ向かいます。法廷速度にて高速走行の慣熟走行中、五井SAにて休憩。ここまで安全着実に運転。


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初の高速走行を体験し、ほっと一息。朝飲むツーリング時のコーヒーは美味い。缶コーヒー、個人的には伊藤園の自販機にしかないTURY'Sコーヒーが美味い(なぜか高速のパーキング等に多い)。


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愛車達。干山君はHONDAの2気筒トラスフレームがドゥカティモンスター風wな名車VTR250にて参戦。私のCAGIVAもVツインなので、本日はVツイン兄弟ツーリング也。多くの人が跨がる国産の人気車は小排気量は単気筒(CBRも250ccは単気筒という罠w)、大排気は4発マルチな構成が比較的多いため、2気筒の独特の鼓動感、アクセルあけた時の振動と加速の気持ち良さを知る人は貴重。でもあまり売れてないツイン機(;´Д`)


穴川から小一時間。君津ICでおりた後、通常は左折して県道92号方面から房総スカイラインか465号へ入るのが定番のルートですが、本日は右折後国道127へ一瞬出た後、常代の交差点を左折する事で地元のワインディング流しながら鹿野山はマザー牧場手前へ至る鹿野山ミニミニ峠道へご招待。ブランドコーナーが連続する林道なので、気をつけていきましょう。

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急なヘアピンの続く小峠道をかわし、山頂から少し下った所にある九十九谷公園にて休憩。鹿野山来た時はマスツーの休憩場所としても有名。トイレもあります。公園からの長めはなかなかの絶景。こんな小さな谷が広がり、遠くに愛宕山や天気のいい日は神奈川の久里浜方面も臨めます。
他にもソロで来ているツーリングのライダーがぼちぼちおりまして、地元の温泉について聞かれた、保田にある「ばんや」の風呂を勧めておきましたw


鹿野山を西側に下って房総スカイラインを右に交わし465号へ入るとのんびりとした山間の田園風景が続きます。ここから関尻までの区間は、車も少なく気持ちのよいワインディングが連続し、冬でも凍結の少ない房総中間地点のおすすめコースです。
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ここはその、関尻の分岐手前にある房総の名酒「東魁盛」を作っている小泉酒造が利酒を振る舞う「ソムリエハウス 酒匠の館」平成24酒造年度全国新酒鑑評会 金賞受賞酒である大吟醸 東魁盛も試飲できますよ。単車同士のツーリングでは無理ですけど!w
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資料館やお土産コーナーもにぎわいますが、店内で頂く大吟醸酒入りのうどんやソフトクリームがあるソムリエ庵がおすすめ。ここのソフトクリーム、ここでしか食べられない大吟醸酒入りのソフトでオススメ。美味いよ。


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酒匠の館駐車場にて。観光バスも良く立ち寄っています。トイレあり。関尻の分岐前なので待ち合せ等にも便利かも。


関尻の分岐を左右に分けて、左は戸面原ダム〜富津立山線、あるいは右折後直ぐに左へ折れると房総の中高速ワインディングの名コース大型SSも快適に流せるもみじロードが待っています。

もみじロードは紅葉シーズンはその名の通り紅葉の美しい河川沿いの道(県道182号)ですが、国道465号から県道34号の長狭街道にぶつかるまで、ほぼすべての区間センターラインも引かれた気持ちのよいカーブの続く県内のライダーで有名な道。途中の自販機があるスポットで色んなバイクを眺めながらライダー同士で話をするのも楽し。

てことで、もみじロードから長狭街道(県道34号)から途中立山方面へ山道(88号)を左折し、410号を経由して和田浦界隈ローズマリー公園をかすめ、外房の海沿いの道へ。ガソリンが少なくなっていたので給油基地探していたらおなかが減ってきたので千倉行くときいつも行ってるピザ屋へ寄りました。
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外見完全にガレージ。こんな基地欲しい。ピザ屋のフリして単にバイクガレージ作る
口実になっているのでは?(笑


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お客さんもライダーが多し。ツーリングで訪れる人も多いみたい。

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ここのマスターも大変なバイク好き。で店内にはハーレー。入り口脇にはハスクバーナが佇んでるYO!(笑 ハスクバーナ、CAGIVAと親会社一緒つかどっちも日本じゃマイナーなブランドですわな〜。

帰り際マスターと先日エンコして往生してた埼玉から来たZRX海苔の話に。延々数時間弄って動かなかったんですが、ブースターケーブルのアース外れてたって言ってました。帰り際立ち話した際、相当ばらしてたからちと残念な思いにw


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店内はアメリカーン。楽しくポップで落ち着いたところ。ここでピザをドクペで流し込む休日は至福の時間ですよ。

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ピザは石窯で焼き上げられます。高温の窯だから注文したらすぐ出てきます。500度を超える高温で焼く生地は電気釜等のピザ屋のモノとはちと異なり、外はパリパリ中もっちり。私のおすすめはパイナップルとアンチョビのピザ。しらすのピザもおいしい。この日はキノコとトマトベースとパイ&アンのH&Hで。メニューに書いてないけどハーフ&ハーフできます。野菜たっぷりのピタサンドもおしいいよ。


腹ごしらえも済んで給油の後、410号を海側に外れ、本日のメーンイベント、房総フラワーラインを流します。ここは海を眺めながら適度にワインディングする超オススメロード。千葉に住んでいたら絶対にバイクで走るべき。ただし車で流してもそれがあまり伝わらないのがわかりづらく残念。昔ロードで来た際チャリンコもいけると思いました。ただし海風が強いので、バイクでの走行が楽しいかも。
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千倉の潮騒王国を通過し、本日の目的地千葉の南端「野島崎灯台」へ。
野島崎灯台は以前のBLOGにも紹介しましたが、日の出と日の入りを同じ場所から眺める事のできるベンチが設置されています。夕日の時間帯になるとカプールとか占有してますが、10月の真夏日の今日は野郎ふたりで占有DEATHぜ!(笑)

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"夕日と朝日が同時にみれる白い恋人仕様ベンチにて黄昏れる干山君 photo by 俺氏"
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海辺は旅行者とカップルでいっぱい! 野郎同士のグループはライダーだけー!! コーラのんで元気出すよーー!!! でも楽しいよー!たのっしよ!たのっ(死


気を取り直して館山駅前に出発! 南房パラダイスは道の駅に改修されており、257号のフラワーラインの残りを走り去りると、いつもだと洲崎灯台を回って房総なぎさライン(車載動画ありました)から館山道へ戻る所、南房総方面の快適ロード網羅するべく、軽く410号へUターンする事に。とここ最近できたライダー歓喜の良道として頭角を現しつつある安房グリーンラインを目指す。安房グリーンラインとは、安房地域広域農道が正式名称で、県内のライダー御用ツーリングロードとして安定したクオリティを誇る広域農道のひとつとして勝手に認定しています。似たような道路は全国各地にあるようで、気持ちよく流せるツーリング道路で農業用に整備した立派な道が色んなとこにあって、そこ走る目的でライダーは彷徨う事が多い(偏見です)。銚子の方だと東総広域農道なんかも良くいく。概ねガラガラw ありがとう農林水産省


途中ちょっと干山君の限界走行を見学しつつ、人間前向きになる事が大切と確認しつつ、ミラーとか直しつつ、ほんとに気を取り直して館山駅に到着!(詳細は干山君に聞いてくださいw)


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表情が哀愁漂うのは気にしないでくださいw 駐車場探して田口君に連絡を取りつつ、館山駅前にお店を構える「イタリア食堂」へ到着〜。事前にティラミスめっちゃ美味いって聞いていたので、コーヒー&デザート食しにやってきました。……と、店内の様子がちょち暗いような……?


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ガーンw なんと定休日(笑 テキトーにツーリングくるとよくあるパターンです(笑
幹事の俺氏なんとかしてください。あうあorz


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どうしよっか〜と悩みつつ、反対の駅前にあるモンカレーでコーヒー&カレーか?とも一瞬血迷ったのですが、視界にはかもめグリルとあったので、お茶するかとひと休みひとやすみ。
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スティック上のザラメ糖のコーヒー。コーヒーはまあまあでした。ティラミスに似たのがあったので聞いたらバナナムースて言われた。むーすか。うーむ。うむむ(食さず)


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帰り際、ちょっと元気なさそうだったので、した道の房総なぎさラインを通って夕日を浴びつつ帰路へつく我々。帰りの道すがら、まだまだ自宅は遠くにある干山氏に、んじゃ、気合い入れるかッつー具合に、房総の暴走系特異進化系ラーメンの到達点(?)「梅の家」に寄りました。


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梅の家は各所で解説があるので詳細な譲りますが、要はダシとかブシとか関係なく、豪快に煮込んだチャーシューの煮汁をお湯で割ったスープに、袋系インスタントラーメンのような乾麺をぶち込み、シナチク及び薬味である刻んだタマネギがどっさりと入った「竹岡ラーメン」の祖として知られる、内房のロストグラウンド感漂う独自進化した国民食ラーメンのひとつの到達点として大変有名なラーメン(?)の名店です。


ラーメンを食べにいくというより、チャーシューを食しにいくようなパワフルな中毒感があり、休日は行列が絶えない人気店でもあります。初心者はうっかりチャーシューメンとか頼まないように気をつけてください。しかしここのラーメン食べるたびに、小さくまとまる凡人よりも孤高の奇人として振る舞う天上天下唯我独尊人間五十年下天の内をくらぶれば夢幻の如くなりと駆られた気分に。まちがいなしまちがいです。


ところで、ひとつ気になったのは、以前来た時より、ラーメンの価格が200円も値上がりしていた事です。円高とかアベノミクスとかいろいろあるとは思いますが一気に200円て。有名になったって事なんですかね〜。薬味入りでラーメン普通盛り750円でした。美味しかったですけどね。



腹ごしらえもすみ、パワフルなチャーシューに若干打ちのめされつつも、竹岡より、127号を北上し、君津にて解散。干山君はそこから更に北へ旅立っていきました。おつかれさまでした。


8時 穴川出発>18時 君津解散。


およそ10時間200km位の旅路でした。のんびりです。かなりのんびりな行程でしたが、南房総の定番な道を堪能するコースでした。



干山君は初めてのツーリングだったそうですが、千葉の北側に住んでいると見えない景色や風を感じる道の楽しさを味わってもらえたようです。






単車に乗るということは、一瞬で怪我や命を落としてしまう危険な乗り物に命を預けていると言う側面もあります。ですから、本人の意思がない限り一緒に走りにいく事など絶対にできないのですが、だからこそ、バイクの安全運転を意識し、危険を冒してまで感じる事のできる、風景、季節、郷土の美しさ、その場その場を自分の目と感覚を通して得る事ができると感じています。




バイクは走り続けていないと立っている事すらできない乗り物ですから、ステップ踏んで、ニーグリップし、体重を傾けながら200kg近い車体を押さえ込み、路面への摩擦と遠心力を感じながら、道路を掴んでいるかのように目の前の状況を把握し続けて走っています。道を単車を乗りこなしていくやりとりの内には、身近な自然や人工物を、無心に目の前の事をただただ感じる事のできる面白さがあると思います。


趣味で危ない事する場合、その危険を常に意識して、危うさを回避しつつも、そこでしか感じられないものを得るため、努力する必要があると思います。うっかりするとついだらりと時間が過ぎてしまう休日を過ごすようには、単車に乗る事はできないのです。バイクに乗る事は、自分の意志で乗りこなす覚悟と努力が必要ではないかと思っています。それは、19、20才の頃の若者達が自分たちの人生を乗りこなすため努力している姿にも通じるようでもあります。


だからこそ、バイク乗りは絶対に事故ってはならないのだと思っています。まわりの人達の為にも絶対に事故らないと言う意思で乗ってほしいと思います。バイクで事故らないようにする事は人生で事故らないようにする事に他なりません。自分の意思と責任で安全運転を。





ともあれ、自分の体と感覚で千葉の素晴らしい道を感じたい方々、バイクに乗ってみるのも良いものです。機会があれば一緒に風を感じましょう(^^ノシ














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