大黒柱のようにまっすぐ!

建築設計科の加藤です!



今回の“我が家のブログ”は、LDKのど真ん中に立っている丸い大黒柱について書きます。
大黒柱とは、家の中央にあって、家全体を支える構造上重要な柱のことです。


我が家は、居住スペースに開放感を得るため、リビング・ダイニング・キッチンを壁のない大広間としています。暮らしの中心であるLDKの中心に大黒柱を配置することで、この3つの空間を分けました。


家のシンボルとも言えるこの大黒柱は、廊下からLDKに入った時に、真っ先に目が向くアイポイントとなっています。
通し柱ではないのでさほど太くはありませんが、家族の掲示板として、お手紙やらお絵かきがペタペタと貼られたり、
パーティーのときには絶好の装飾の対象として活用されているのが、この柱なんです。
チビッコのお友達がたくさん来た時も、自然と丸柱の周りに輪が広がります。


実はこの丸柱、ただの丸太ではなくて、建築用語で「背割り」と呼ばれるノコギリで挽いた溝が入っています。
この背割りは、丸柱のような「心持ち材」に、「見えがかり」側に乾燥収縮による割れを防ぐための大工さんの工夫です。
なので「見えがくれ」側であるダイニング側に、背割りを向けて柱を立てるよう大工さんにお願いしました。


僕はこの丸柱の背割りの左右に、子どもたち2人の成長を刻み込んでいます。
どっしりと構えた不動のこの柱に、七星と颯人の誕生日ごとに身長を記しながら、「ずいぶん背が伸びたなぁ!」
僕も子どもの頃、ちょっと背伸びしながら、やはり親父に同じことをしてもらったのを思い出します。
今月は七星の5回目の誕生月でした。上へ上へと増えていくしるしを眺めながら、時の流れを感じずにはいられません。


東日本大震災の時も、強い揺れに踏ん張ってくれたまっすぐな丸柱。
そして今も子どもたちの成長をじっと見守ってくれている丸柱に感謝です。


僕も家族を支える“一家の大黒柱”として、この柱のように頼れる力強いまっすぐな親父でありたいと思います。  ではまた。





▲我が家のLDKのど真ん中に大黒柱があります

▲化粧柱なので、工事中は傷つかないよう養生されていました

▲家族の掲示板としていろいろ貼られます


▲飾り付けて室内のシンボルツリーに

▲丸柱に入っているこの溝が背割りです


▲三角定規を使って、七星の誕生日に身長を記しました

▲大黒柱のように、まっすぐ強く大きくなあれ

▲最近の颯人のお得意ポーズ







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