マイホームの定期メンテ!
建築設計科の加藤です!
おととしの10月に、僕は“床下メンテナンス”と題して、このブログを書きました。
ちなみにそのときのブログがコチラ!
↓
http://d.hatena.ne.jp/itc2010/20131017
今回はその続編みたいな内容です。
また今年も㈱東洋ハウジングのアフター・リフォーム部の斎藤さんが我が家の点検にきました。
住み始めて5年目に入り、気になるところもいくつかありました。
その中の一つに、“設備配管内部をきれいに洗浄したい”というウチの要望がありました。
トイレの流れが悪かったり、封水切れで悪臭がしたりすることもあり、住まいの悩みを解消したかったのです。
そこでトイレ・ユニットバス・キッチン・洗面所といった全ての衛生配管内部の高圧洗浄を、専門工事業者に依頼しました。
以下、作業中の写真です。
▲パイプ内は、市販の洗浄剤で洗っても、すぐ汚れが溜まってしまいます
▲洗面所下のSトラップ。ここに封水があるが、汚れも溜まりやすい
前回紹介した床下空間同様、設備配管内部は目に見えない隠蔽部分です。
そういったところこそ、維持管理(operation and maintenance)が必要なのです!
ケチってメンテを怠ると、後々もっともっと膨大な損失につながりかねません。
建築工事の施工管理業務に携わっていた僕には、その怖さがよーく分かっています。
・住宅の“住みやすさ”を追及するには、上っ面の仕上げばかりに目をとらわれないこと。
・住み続けた先の長いスパンで考えられた設計が重要。
・すなわち建物構造体・隠蔽部分等を含めた維持管理を考慮した提案であること。
こういったことが、僕は住宅を設計する上で欠かせない大事なポイントの1つだと考えています。
また4月からの住宅設計の授業で語っていこう! ではまた。
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