雪の思い出
建築設計科の加藤です!
1年のうち最も寒いこの時期、今年は関東でも積雪がありました。
宮城や山形で工事現場監督をやっていた20代後半の頃、
冬場は降り続く雪に悩まされ、毎日のように雪かきをしていたのを思い出します。
低温注意報なんていう関東や関西では耳慣れない予報まで出て、
水道管や路面の凍結にも注意しなければいけませんでした。
雪と言えば苦い思い出がもう一つ。
数年前の話ですが、僕の実家の屋根に積もった大きな雪の塊が溶けて落下して、
たまたま駐車していた僕の車のルーフをべっこり潰してしまったのです。
駐車場に面する屋根に、雪止め金物(落雪を防止する金物)が付けられておらず、
そんなこと知るわけもなかった僕の車が餌食となりました。
(ちなみにリフォームで屋根の塗り直しの時に、雪止め金物を付けました。)
この苦い経験から、千葉だって雪は降るときゃ降るんだということが、
僕の家づくりでも、屋根工事に活かされています。
ウチの屋根は、トップライト(天窓)からの採光効率を考えて、
勾配を緩やかにしようと考えました。
屋根は傾きの違いにより、適した建材が決まります。
緩やかな勾配屋根には、ガルバリウム鋼板屋根が一般的です。
もちろん全ての屋根に雪止め金物はバッチリ取付けましたよ。
我が家も降り積もる雪で真っ白になり、普段とは違う発見がいろいろありました。
子どもたちも、まれに見る雪に大興奮です。
かじかむ手で、車や玄関前を雪かきをしていた僕の横で、
七星は笑顔で雪遊びをしていました。
すると近所の子どもたちも次々出てきて、雪合戦です。
季節の変化に合わせて、実に子どもたちはたくましい!
なんて感じた39年前の雪がしんしんと降る日に生まれた僕でした。 ではまた。
▲我が家の屋根には、雪止め金物がズラリ
▲アイアンウッドの高低差に合わせて、雪がだんだんに積っています
▲パパと一緒に大きな雪だるまをこしらえている七星
▲家族4人分の雪だるまができました
▲シンボルツリーのヤマボウシも雪が重そうです
▲リビングが薄暗いなと思ったら、天窓に雪が積もっていました
▲ウッドデッキに侵入者?の小さな小さな足跡発見!
▲七星と颯人は、この冬に那須のハンターマウンテンでゲレンデデビューしました
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