暑中お見舞いにかえて - 国際理工熱血先生日記(月・木曜日更新中！）

建築設計科の三橋です！

学校は、週末から期末試験が始まり、２年生の就職活動は、最後の山場を迎える。

この二つを乗り切ると、学生生活最後の夏休み。

休みが終われば、坂を転げ落ちるように、２年生は、卒業が跳んでくる。

就職・卒業で難儀し、悩む学生は少なくないが、先生方も同様である。

実は私もそのうちのひとりだが、そんな時に、ある卒業生のおばぁ様から頂いた封を
誰もいなくなった職員室で開けてみる。

今回は暑中お見舞いに替えて手紙に目を通して頂きたい。

▲梅の花が咲き乱れる景色は卒業生には目に届かないのだろうか。

「梅の花もすっかり色褪（あ）せましたが、
　庭の白木蓮の蕾み（つぼみ）もなかなか開いてくれません。」

▲白木蓮は雪の如し

「明日は御校の卒業式、我が孫も中に加われることに
ホッとした安堵と同時に、先生のお授業中にも拘わらず、
私事の電話に応対して下さいましたこと厚く御礼申し上げます。」

▲平成２２年度卒業式はついさっきだったと思うのだが・・・・

「実は、あの時の先生のお話しで（就職の件）私はほんとうに胸がスーッと晴れ、
眠れるようになったのです。
毎日、溜息をつきつつ、孫の姿を追っておりましたから。
先生の会話で生き返りました。」

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